カローラFX(-エフエックス)3代目 AE101型

(1992年)

1992年5 月 7代目カローラのフルモデルチェンジに遅れる事約1年でカローラFXもフルモデルチェンジを行い、今までの実用性を考慮した作りから、全車 1600ccのスポーティーな3ドアハッチバックモデルへと変貌した。なお、輸出向けには5ドアモデルも用意された(ただし、ベースとなったのはE100 系スプリンターセダンである)。特に「GTスーパーストラット」というグレードには、AE101系カローラレビン・スプリンタートレノと同様の5バルブ化された4A-GE型エンジンにスーパーストラットサスペンション、スポーツABSと言った豪華装備満載であったが販売価格がかなり高価であったうえ、国内での3ドアハッチバックの定番といえば「シビック」(他には「パルサー」)という様に、シビック以外の3ドアハッチバックは国内ではあまり人気が無く、更に先に発売されていたレビンやトレノの陰に隠れてしまったこととカローラシリーズには「セダン」「クーペのレビン」「ハードトップのセレス」「ワゴン&バン」「弟分のカローラII」など車種が混乱してしまった状態で、発売時から非常に地味な存在になっていた。
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