スプリンタートレノ (SPRINTER TRUENO)TE47型

(1974年)

1974年4月、トレノとして初めてのフルモデルチェンジ。このモデルではレビンとトレノのボディ形状は全く異なっており、レビンが2ドアハードトップなのに対して、トレノはクーペボディが与えられた。レビンは TE37型、トレノはTE47型を名乗ることになる。エンジンはTE27型に引き続き2T-G型/2T-GR型エンジンを搭載したが、TE27型と比較してホイールベースが35mm延長され、さらに車両重量が60kg増加してしまったため、TE27型ほど強いスポーツ性を発揮することができなかった。

1975年、2T-G型/2T-GR型エンジンが昭和50年排出ガス規制をクリアできず生産中止されたため、その年の11月にトレノはレビンとともに生産中止となり、このモデルは短命に終わった。販売台数が少ないうえに人気が低く、いわゆる旧車としてレストアされている例はごく稀である。
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