ストリーム (STREAM)

(2000年)

ストリームは、本田技研工業が製造しているミニバン型乗用車である。
「シビック」のプラットフォームを用いて開発された5ナンバーサイズ、3列シート7人乗りのミニバンであるが、ミニバンらしくないスポーティさをウリにしており、シビックとともに2000-2001年の日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。

スライドドアは採用せず、後席ドアも前席ドアと同じ前ヒンジドアで、同社で生産されている兄貴分の「オデッセイ」を小型化したようなスタイルだったため「小オデッセイ=(コデッセイ)」とも呼ばれていた。

後に、車体寸法が全く同一で、よく似たデザインとコンセプトで登場した「トヨタ・ウィッシュ」が、最大の競合車種とされている。

2000年10月26日 初代登場。エンジンは、新開発のK20A型 直4 DOHC i-VTEC 2.0L(154PS・マイナーチェンジ後は156PS)と、シビックに搭載されているD17A型 直4 SOHC VTEC 1.7L(130PS)を搭載した。トランスミッションは、2.0L仕様がSマチック付きの5速AT、1.7L仕様が4ATで、横置き直4エンジンと5ATの組み合わせは世界初であった。発売当初、当時ライバルであった「トヨタ・イプサム」が3ナンバーサイズへ移行するフルモデルチェンジを実施してしまい、トヨタが失った設計の新しい5ナンバーステーションワゴン型ミニバン枠の需要を一気にストリームが汲み取ったこともあり、絶大な人気を誇った。
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