テクノアンセム年表

テクノアンセム年表

テクノの文脈に登場するアンセムを年表化してみました。ここでは流行した曲やシーンに大きな影響を与えた曲に絞って年表化しています。2000年代後半についてはスタイルの多様化、楽曲のミニマル化に伴いアンセムと呼べるものが少なくなっているため、ヒット曲、もしくは、シーンの新しい動きとなりそうな曲を集めてみました。楽曲の詳細からYouTubeの動画が見れます。(タイトルの頭に[-]が記載されているものは動画がありません。)曲ごとに音量の差があるのでご注意ください。

1977年
昭和52年
-
1978年
昭和53年
-
1983年
昭和58年
-
1986年
昭和61年
-

The House Master Boyz And The Rude Boy Of House - House Nation [Dance Mania]

(1986年)

ハハッ!ハハッ!ハハッ!ハゥスネーション!ってサンプル、みんな一度は聞いてるよね。

Mr. Fingers - Can You Feel IT [Trax]

(1986年)

この"In the beginning, there was Jack, and Jack had a groove."ってスピーチもみんな聴いた…

1987年
昭和62年
-

Rhythm Is Rhythm - Strings Of Life [Transmat]

(1987年)

アンセムオブアンセム。

1988年
昭和63年
-
1989年
昭和64年
-

Lil Louis - French Kiss [Diamond]

(1989年)

史上最もブレイクがエロいダンスミュージック。

1990年
平成2年
-

LFO - LFO [Warp]

(1990年)

1991年
平成3年
-

Bizarre Inc. - Playing With Knives [Vinyl Solution]

(1991年)

当時の良さが凝縮されたすばらしい曲。

1992年
平成4年
-

Underground Resistance - World 2 World [Underground Resistance]

(1992年)

AmazonとJupiter Jazz収録。

1993年
平成5年
-

Plastikman - Spastik [Novamute]

(1993年)

これのスネアが聴こえてくるだけで大抵のテクノフリークはフロアで発狂する。そんな曲。

Millsart - Step To Enchantment (Stringent) [Axis]

(1993年)

ハードミニマルの萌芽。

1994年
平成6年
-

Warp 69 (a.k.a. Alter Ego) - Natural High [Fresh Fruit]

(1994年)

今のAlter Egoからは考えられないくらい爽やかで浮遊感のある曲。

DJ Funk - Pumpin' Tracks EP [Cosmic]

(1994年)

Knock KnockとPump It収録。シカゴミニマル。

[-] Basic Channel - Phylyps Trak II/II [Basic Channel]

(1994年)

今なお多くのコンポーザーに影響を与え続けるBasic Channelの一番有名な作品。ダブテクノ。

1995年
平成7年
-

Ken Ishii - EXTRA [R&S]

(1995年)

日本のテクノフリーク永遠のアンセムその1. 動画も必見!

Underworld - Born Slippy NUXX [Junior Boy's Own]

(1995年)

色褪せぬアンセム。

Regis - Speak To Me [Downwards]

(1995年)

一大シーンを築き上げるインダストリアル・ハードミニマルの始まり。だけど、最初はアシッド。

1996年
平成8年
-

Jeff Mills - The Bells [Purpose Maker]

(1996年)

脂の乗った宇宙人。

Adam Beyer - Compressed [Drumcode]

(1996年)

スウェディッシュミニマルの台頭。

1997年
平成9年
-

Cari Lekebusch - Steka Å Hala [Drumcode]

(1997年)

伝説のDrumcode10番。

Cristian Vogel - (Don't) Take More (Jamie Lidell Remix) [Tresor]

(1997年)

ノーフューチャーをこじらせてハードミニマルと融合。狂気のアンセム。

Studio 1 - Studio 1 [Studio 1]

(1997年)

ケルンミニマル。クリックテクノの先駆け。

1998年
平成10年
-

The Advent - In Search [Kombination Research]

(1998年)

快作だらけのThe Advent. 脂が乗っている頃のをひとつ。

Ben Sims, Phil Vernol, Rob Jarvis - Killa Bite 1 [Killa Bite]

(1998年)

トライバル・ハードミニマルの萌芽。

Bola - Soup [Skam]

(1998年)

1999年
平成11年
-
2000年
平成12年
-

Ben Sims - Manipulated (Adam Beyer Remix) [Primate]

(2000年)

2000年の暮れにでて、2001年のテクノ系パーティーの大半でかかることとなる。通称生パン粉。ハードミニマ…

Luomo - Tessio [Force Tracks]

(2000年)

趣味で入れました。至高のディープテックハウス。

Oliver Ho - Listening To The Voice Inside [Meta]

(2000年)

初期Metaの集大成。儀式的ハードミニマル。

Devilfish - Man Alive [Bush]

(2000年)

Watch Me Now + Good Life. アンセム+アンセム=アンセム。

2001年
平成13年
-

Vitalic - La Rock 01 [International Deejay Gigolo]

(2001年)

ジゴロ・イヤー最大のヒット曲。

[-] Surgeon - Death Before Surrender [Downwards]

(2001年)

インダストリアルハードミニマルの完成。

Kagami - Tokyo Disco Music All Night Long [Frogman]

(2001年)

日本のテクノフリーク永遠のアンセムその2.

2002年
平成14年
-

Renato Cohen - Pontapé [Intec]

(2002年)

2002年最大のヒット曲。

Akufen - My Way [Force Inc.]

(2002年)

カットアップの衝撃。

John Starlight - Blood Angels [Superstar]

(2002年)

2000年代ブリープ/アシッドリバイバルの先駆け。

Tomaz vs. Filterheadz - Sunshine [Intec]

(2002年)

プログレッシヴハウス・ミーツ・テクノ。

2003年
平成15年
-

Cave - Street Carnival [Ingoma]

(2003年)

2003年最大のヒット曲その1.

James Holden - A Break In The Clouds [Border Community]

(2003年)

テクノシーンに対して彗星のごとく現れ、影響を与えまくったサイケデリック・プログレッシヴハウス。

DK8 - Murder Was The Bass (Reworked) [DK]

(2003年)

2003年最大のヒット曲その2.

Mauro Picotto & Ricardo Ferri - New Time, New Place / Alchemist [Primate]

(2003年)

トランス・ミーツ・ハードテクノ。

Luciano & Quenum - Orange Mistake [Cadenza]

(2003年)

シーンに対してミニマルが支配的になった象徴とも言える曲。Cadenzaの1番。

LFO - Freak [Warp]

(2003年)

2004年
平成16年
-

Alter Ego - Rocker [Klang]

(2004年)

2004年最大のヒット曲。あらゆるテクノDJがかけまくった。

Joris Voorn - Incident [SINO]

(2004年)

Joris Voornを一躍超有名にした曲。

2005年
平成17年
-

Richie Hawtin - The Tunnel [M_nus]

(2005年)

複数の楽曲を組み合わせて新たな曲を作る試み。

Adam Beyer - A Walking Contradiction [Plus 8]

(2005年)

ハードミニマル/ハードテクノ時代の終焉の始まり。

Âme - Rej [Sonar Kollektiv]

(2005年)

2005年のアンセム。

2006年
平成18年
-

Claude Vonstroke - Who's Afraid of Detroit? [Dirty Bird]

(2006年)

2006年のアンセム。

2007年
平成19年
-

Dubfire - Emissions [M_nus]

(2007年)

Dubfireイヤーを象徴する一曲。

We Can Do It - Der Geist In Der Muschel [We Can Do It]

(2007年)

攻殻機動隊ネタミニマル。

2008年
平成20年
-

Radio Slave - Grindhouse (Dubfire Terror Planet Remix) [Rekids]

(2008年)

2008年最大のヒット曲だけどキャッチーさ皆無。

2009年
平成21年
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Dustin Zahn - Stranger (To Stability) (Len Faki Podium Mix) [Rekids]

(2009年)

ミニマル時代にありながら、珍しくキャッチーなフレーズを持つ曲。

Planetary Assault Systems - Temporary Suspension [Ostgut Ton]

(2009年)

ハードミニマルの復権なるか。

2010年
平成22年
-

Scuba - Glance [Hotflush]

(2010年)

ダブステップがテクノに接近その1.

Jahcoozi - Read The Books (Ikonika Remix) [BPitch Control]

(2010年)

ダブステップがテクノに接近その2.

Joris Voorn - The Secret [Cocoon]

(2010年)

ディスコテクノの復権なるか。