#057:WIN:高砂ウッドストック大会

(2010年11月07日)

メインイベント
WIN世界ヘビー級選手権試合
(王者)ハレタコーガンVSDRAGON RYUGA(挑戦者)

2010-14

以下mixi日記抜粋。

はい昨日は高砂ウッドストック大会でした。
朝の5時過ぎから電車に乗り7時集合。遅刻しましたが6時30分から迷ってました(笑)

高砂音楽祭としてイベントを行うのは三回目だそう。
アトラクションの一環で今回WINがお呼ばれした訳です。
これは一重にヒデさんの人徳なくしては成功出来なかったと思う。
長い時間と説得を続けてここまで辿り着いた。

地域の人に発信できる、子どもに発信できる。
WINにとっては大一番です。

そこで私は二部メインのWIN認定世界ヘビー級選手権試合でした。

DRAGON RYUGA

言いたい事は連載に書きました。
だからシーソーゲームやアップダウンに興味のある方には退屈な試合になるだろうなと思っていた。

あと町田など売り興行に今でも出ている経験から、一見さんはレスラーの顔なんか覚えない。
商店街の関係者も同じ。
会って話さないといくらレスラーが攻防の緻密さを云々しても全くそんなものは見ないのである。

しからば重要なのは
「強烈なインパクト」

「なんとなく強い」

お客さんに感じさせるのがよい。
今回は「なんとなく強い」を意識した。

さて完勝だと豪語してましたが実は満身創痍でした。
尾てい骨:1日のM太郎戦。エプロンへドロップキックをするもエプロンに着地出来ずにそのまま大理石の床にレッグドロップ状態。

×人間VS大理石○

くそ。

左腕:東海6人タッグで対角線攻撃のラリを避けられて鉄柱にエルボー!

×人間VS鉄柱○

人間弱いなぁ。

という訳で前転するとケツが痛くTATRUYAとスパーして肘が痛いという手負いのコーガン。
果たして…

二部メイン
今回はカブキさんの所で知り合ったレフティ平田さんにマジックショーをお願いする。彼は立石に住んでらっしゃるのでまさに今後のWINの構想にも合うんじゃないかと思いブッキング。

プロレスファン以外のファンにも届く為にゼロングとか試行錯誤している。
誰が為のさえ間違わなければいいと思う。

俺的にはアンダーテイカーみたいな神出鬼没系のやつを出来ないものかのー

さて入場。時短です(笑)
選手権試合宣言からのベルトの返還。

試合。
腰か足を狙いたいな。
足がとれる。
膝ビッグブーツ。

ケツが激痛(笑)

いいや。
グランドは完勝でいいだろ。飽きたから場外へ。

音を客前で。チョップ。
戻ってスラム。
ワンダーから野外だけに音が拡散するから高低差とかが映えるとの事でしたので。

調子に乗った二回目はなんと前方回転で返される。
こんな返しがあるんだねー
ドラゴンロケット!!

ドラゴンの憧れるファイター藤本、そして藤波の得意技。
このチョイスに意気込みを感じる。

でもここで肘を痛打。
動きが鈍くならないか心配。

でシャープシューターはもう少し綺麗に決めたかったなぁ。

ブレーンとか高低つけてミサイルに行くがかわされる。
奴がやればスコーピオンデスロック(笑)
なかなか痛いな。

ドラゴンは警戒していたので金的に迎撃。
ついでにレフリーを戦闘不能に。

ベルト攻撃をかわされて延髄?
でまたまたスコーピオン。やられた!
思わずタップ。
しかしレフリーの復活時間が長かったからセーフ(笑)案の定レフリーをお越しにいくところに投げっぱなしドラゴン。

完全に思いつき(笑)
結果的に起きて破りになったが逆に申し訳ない。

ドラゴン食らってフラフラのドラゴンを蹂躙する。
なるべくゆっくり。

さぁハイライト。

今日の闘いで一番描きたい絵はここ。
この絵の為に頑張ってきた。DRAGON RYUGAのレスラーらしい所、闘う男の姿を特にWINの人間に見せたかった。
運営者だけでなくレスラーでも頑張るドラゴンを皆に見せたかった。

立ち向かう男ってのはいつの時代も格好いいもんだ。
「打ってこいよ」

と挑発。
しかしドラゴン、俺の彼女の様に胸に寄り添ってくる。
抱きしめたらいいのかと一瞬思ったが(笑)いやいや違うでしょと張り手。

ドラゴンコール

やって良かった。
アックスもかわそうと努力してるのは認めるがもう力は残されてない。
首刈り式で決める。
カウント2。

で締めのデスバレーをなんとかブロックして前方回転エビ固め!
これは予想外!
返しからのスモールパッケージホールド!
藤波もこれ得意だ!
なんとか返す。
ローリング張り手ドーン。デスバレー。

ハレタコーガン初防衛成功。

ドラゴン、よく頑張りました。
いつか貴殿のやろうとしているあの興行のメインに立つ様精進する事が今のモチベーションです。
ありがとうございました!

なんというか。

関係者には誇れる試合だった。気持ちを込めたから。
一見さんへの「なんとなく強い」チャンピオンはどうだっただろう。

俺にしては珍しく展開とかシーソーとかは考えなかった。
東海大学興行終わりの打ち上げで大塚さんに言われたのが刺さっていた。

「プロには出せない気持ちを出せるのが学生(アマチュア)プロレスの素晴らしいところ。気持ちさえ見えればそれを肴に酒が飲める。」

始まるまでは俺達のモノ、始まったらお客さんのモノ。
委ねるしかない。

一人でも多く葛飾区民と子供が増えてくれればと思う。

次は我が儘言わして貰うと、次期挑戦者はマッチョマイケルズ!

これはまたいつか連載します。

もうちょっと、俺がチャンピオンの内はもっとWINが大きくなるよう尽力するよ。

そして毎試合、悪役なりの気持ちを込めて。

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