ミッキーマウス誕生

(1928年)

オズワルドに代わる人気キャラクターとしてミッキーマウスを生み出し、大ヒットに導く。(初期の映画ではウォルト自身がミッキー・マウスの声優を演じていた。)

続くシリー・シンフォニーシリーズでアニメーション技術を練成した後、まだアニメーションが「実写映画の合間に上映される子供向けの息抜き」という認識であった時代に、世界初の長編カラーアニメ『白雪姫』を手がけ、以後アニメーションの芸術的、興行的な先駆者となった。

その作風については、完全に新しい物語を作り出すのではなく、子供が誰でも知っている童話や古典名作をアメリカ風にアレンジし、質の高いアニメーション技術と親しみやすいメロディを付け加えた。後にはアニメーション映画だけではなく、実写映画や特撮なども作成する。