香港中華電力 200MW海上風力発電所の運用開始

(2016年)

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香港中華電力が海上風力発電所を建設〔2011年09月06日掲載〕

香港中華電力が、香港の海上に海上風力発電所を計画していると新華網が伝えている。
建設が計画されているのは香港東南の清水湾半島から9kmの地点の水域で、最大出力は20万kW、建設費用は50~70億香港ドルを見込んでいて2016年の運用開始を目指すという。
担当者によれば2013年までに技術的研究を完成させ、政府の批准を終えた後建設を始めたいとしている。
構想では海上に3000kWの発電能力を持つ風力発電を最大67基建設する予定で、一基あたりの建設コストは8千から1万香港ドルと見ている。
この風力発電により20万kWの電力供給が可能になれば、4人世帯の家庭8万世帯分が賄えることになり、毎年30万トンのCO2排出量を減らせるとしている。 香港中華電力は香港電灯と並ぶ香港の主要電力供給企業のひとつで、九龍区や新界及び離島への電力供給を行っており、広東省の大亜湾原子力発電所の建設にも参画している。
(明鮮花)

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