ベネディクト・アンダーソン年譜

ベネディクト・アンダーソン年譜

自伝『ヤシガラ椀の外へ」(加藤剛訳、NTT出版、2009年)、梅森直之編著『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』(光文社新書、2007年)、Jeet Heerによる追悼文 https://newrepublic.com/article/125706/benedict-anderson-man-without-country 、福岡アジア文化賞受賞者経歴 http://fukuoka-prize.org/laureate/prize/acd/benedict.php

1936年
昭和11年
08月

中国の昆明で、海関税務司署員の家庭に生まれる。国籍はアイルランド

(1936年08月26日)

Benedict Richard O'Gorman Anderson、父ジェームス・オゴーマン・アンダーソン、母ヴェロニカ・アン…

1938年
昭和13年
-
1941年
昭和16年
-

日中戦争下でアメリカ合衆国に移住

(1941年)

カリフォルニアとコロラドに滞在

1942年
昭和17年
-
1945年
昭和20年
-

アイルランド・ウォーターフォードに移住

(1945年)

クエーカー教徒の初等学校に入学。ラテン語の家庭教師をつける

1946年
昭和21年
-

父死去

(1946年)

1947年
昭和22年
-
1949年
昭和24年
-

奨学金試験に合格し、イートン校に入学

(1949年)

言語と文学が中心で、ラテン語、ギリシャ語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、古代史、美術史、考古学、…

1954年
昭和29年
-

奨学金試験に合格し、ケンブリッジ大学に入学

(1954年)

西洋古典学専攻で奨学金を得たが、経済学に変更、しかし1年で挫折し、古典学に戻る。歴史と文学を多読。日…

1956年
昭和31年
-

スエズ動乱。大学でイギリスの人種差別主義と帝国主義を体験する

(1956年)

大学キャンパスで抗議するインド人とセイロン人学生に対して、イギリス人の体育会系学生が国歌を歌いなが…

1957年
昭和32年
-

モスクワの国際青年祭に参加。最優秀の成績で文学士の学位を得て大学卒業

(1957年)

ハンガリー事件の影響でイギリス共産党員が大量離脱し、チャーター済みの列車に空きができたため。政治集…

1958年
昭和33年
01月

米コーネル大学政府学部のインドネシア専門家ジョージ・ケーヒンのティーチング・アシスタントになる

(1958年01月)

Department of Governmentは通常「政治学部」と訳されるが、アンダーソンの「ヤシガラ椀の外へ」訳者への…

1960年
昭和35年
-
1961年
昭和36年
12月
1962年
昭和37年
04月
1964年
昭和39年
04月
1965年
昭和40年
-
09月
10月
1966年
昭和41年
01月
03月
1967年
昭和42年
-
1968年
昭和43年
-
1972年
昭和47年
-
04月
1974年
昭和49年
-
1977年
昭和52年
-
1983年
昭和58年
-
1984年
昭和59年
-

ペリー・アンダーソン著日本語訳『古代から封建へ』

(1984年)

青山吉信・尚樹啓太郎・高橋秀訳、刀水書房

1987年
昭和62年
-

日本語訳『想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行』

(1987年)

白石隆、白石さや訳 リブロポート

1990年
平成2年
-
1991年
平成3年
-
1995年
平成7年
-

日本語訳『言語と権力―インドネシアの政治文化探求』

(1995年)

中島成文訳 日本エディタースクール出版部

1997年
平成9年
-
1998年
平成10年
-
05月

スハルト退陣

(1998年05月)

2005年
平成17年
-

日本語訳『比較の亡霊―ナショナリズム・東南アジア・世界』

(2005年)

糟谷啓介・高地薫他訳 作品社朝日新聞書評(青木昌彦)

2006年
平成18年
-
2007年
平成19年
-

日本語訳『定本 想像の共同体』

(2007年)

増補版に書き下し新稿「旅と交通」を追加 書籍工房早山

2009年
平成21年
-
2012年
平成24年
-

日本語訳『三つの旗のもとに アナーキズムと反植民地主義的想像力』

(2012年)

山本信人訳 NTT出版 朝日新聞書評(中島岳志)

2015年
平成27年
12月
2016年
平成28年
04月

『A Life Beyond Boundaries: A Memoir』

(2016年04月01日)

日本語版オリジナル『ヤシガラ椀の外へ』