スティムソン陸軍長官、トルーマンに天皇制存続の「対日計画案・覚書」と「共同声明案」を提出。米軍、沖縄作戦終了を宣言

(1945年07月02日)

「対日計画案・覚書」5項
「連合国のこれらの諸目的が達成され、かつ、日本国民の多数を代表し、平和的傾向を有する政府が樹立された場合においては、占領軍は日本から撤収されるべきこと。なお、私は、このように述べる際に、われわれが現在の皇室の下における立憲君主制を排除するものではない(We do not exclude a constitutional monarchy under her present dynasty)と付け加えるならば、日本側の受諾の可能性を相当に高めることになると個人的に思っている」

「共同声明案」12項
「われわれの諸目的が達成せられ、かつ日本国国民を代表する平和的傾向を有し、責任ある政府が確実に樹立されたときは、連合国の占領軍は、ただちに日本国より撤収されるものとする。このような政府は、再び侵略を意図せざることを世界が完全に納得するに至った場合には、現皇室の下における立憲君主制を含みうるものとする(This may include a constitutional monarchy under the present dynasty)」

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