「起訴は非人権的」 「帝国の慰安婦」朴教授が会見 (ソウル=東岡徹)【朝刊】

(2015年12月03日)

朴氏の写真あり。

“朴氏は「元慰安婦を批判したり、おとしめたりする本を書く理由がない」と強調。
朴氏は慰安婦問題をめぐり、日本の否定論者は「売春婦だった」と主張し、韓国の支援団体が「無垢な少女」というイメージで取り上げてきたとした。そこで、慰安婦がそもそも、どんな存在だったのかを考えるために執筆したなどと説明した。
著書で慰安婦を「自発的な売春婦」などと表現したことが批判されたが、「売春婦であれば被害者ではないという考えに基づいたものだ。その苦痛は奴隷と変わらない」と反論した。「日本軍と同志的な関係」との表現についても、日本による植民地支配で「日本帝国の一員として動員されたという意味だ」として、「日本に謝罪と補償を求める理由がさらに明確になるためだ」と述べた。”

ほかに韓国で出された二つの声明についての記事

“韓国の金哲・延世大教授ら約190人による「『帝国の慰安婦』の刑事起訴に対する知識人声明」・・・
「学者の主張の是非を司法判断の対象にしようとする発想はあまりにも時代錯誤的だ」・・・”

“韓国のイ・ナヨン中央大教授ら約50人は「研究者の著作に対して、刑事責任を問うのは適切ではない」
・・・「『帝国の慰安婦』は、十分に学問的な支えがない記述で被害者たちに痛みを与える本だ」・・・”

コメント