【京都府警】「Winny」作者の金子勇を逮捕。(著作権法違反幇助)

(2004年05月10日)

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同じファイル共有ソフトであるWinMXを利用した公衆送信権(送信可能化権)の侵害が横行し、
著作権法違反で逮捕者も続出していた中で、
匿名性が強化されたWinnyへ移行する利用者が後を絶たず、
2003年11月には
Winnyを利用して著作物を送信した人物が逮捕された。。

これに影響される形で2004年5月10日、
金子は著作権法違反幇助の疑いにより
京都府警察に逮捕、5月31日に起訴された。

2006年12月13日、
京都地方裁判所(氷室眞裁判長)において
罰金150万円(求刑懲役1年)の有罪判決が言い渡された。

金子側は同日、大阪高等裁判所に控訴し、
検察側も刑が軽すぎるとして控訴した。

2009年10月8日に
大阪高裁での控訴審(小倉正三裁判長)判決にて
逆転無罪判決となり、
21日に大阪高等検察庁は
判決を不服として最高裁判所に上告。

2011年12月20日
最高裁第三小法廷(岡部喜代子裁判長)は
検察側の上告を棄却。無罪が確定した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/金子勇_(プログラマー)#Winny事件、逮捕と無罪判決

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