金屏風事件
(1985年08月)1985年8月、伊坂らと対立する平和相銀創業一族が、
所有していた株(全株式の33.5%)を
旧東京川崎財閥系の資産管理会社「川崎定徳」社長・佐藤茂に
80億円で売却した。
(この当時、現金を1日で100億集められるのは
2法人1個人しかないとされ
川崎定徳はこの内の1つであった)
平相銀株の購入原資は、
イトマンファイナンスより融資されていた。
同社は住友銀行系中堅商社イトマンの関連会社で、
当時の社長は元住友銀行常務・河村良彦であり、
河村は住友銀行会長磯田一郎の腹心であった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/平和相互銀行事件
まず伊坂が、
「佐藤茂と親しい」と自任する八重洲画廊の真部俊生社長から、
「私から金屏風を40億円で買ってくれれば、株は買い戻せる」
と持ちかけられる。
伊坂はその言葉を信じて、
時価1億円とも5億円とも言われる“金蒔絵時代行列屏風”を
言い値で購入する。
ところが株は戻らず、
伊坂は40億円を騙し取られた格好になった。
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