【近鉄】「志摩スペイン村」を開園。
(1994年04月22日)月刊レジャー産業(1994年6月号)に掲載された
初代志摩スペイン村取締役社長である谷原武夫へのインタビュー記事によれば、
志摩スペイン村開業当時の近鉄社長で
志摩スペイン村開発推進者であった金森茂一郎(初代志摩スペイン村取締役会長)が
テーマパークの開発にあたって
文化性を強く出す方向性を示唆した。
これに基づきコンセプトを策定した結果、
日本ではスペインはあまり紹介されていないが、
カルメン、ドンファン、闘牛、ドン・キホーテ等
いろいろと日本人になじみのある話題が
意外に多い点に着目し、
スペインという国をテーマとし
文化性の強いテーマパークを作り上げようと結論づけた。
ただし谷原は「それじゃなぜスペインかということですが、
ほかではあまり取り上げられていないからというだけでは
ちょっと説得力が弱いかと思いますが、
一番ポピュラーな説明としましては、
スペインに関して日本人が持つイメージはというのは、
明るい太陽と海辺というものが一つのイメージだろう。
志摩というイメージが大体合致している。
そういうことで良いのではないか思いました。」
とも述べている。
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