【スペイン政府】「ヴェルツ法」を制定。
(2013年)従来「基礎教育科目」であったカタルーニャ語は
「特殊選択科目」と位置づけられた。
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1983年に制定された「言語正常化法」、
さらに1998年の「言語政策法」により、
初等・中等教育では
カタルーニャ語が使用言語として根づいている。
しかし、2013年中央政府は
教育の質改善のためとして、
通称「ヴェルツ法」と呼ばれる法律を制定した。
この中で、従来「基礎教育科目」であったカタルーニャ語は
「特殊選択科目」と位置づけられた。
これに対してカタルーニャでは
激しい抗議が沸き起こる。
EUの掲げる多言語主義(plurilingüismo)に反する
との批判も高まっている。
言語政策をめぐるカタルーニャの危機感の背景には、
スペイン語が世界言語として存在感を増す一方、
カタルーニャでは多数の外国人労働者の流入もあって、
非カタルーニャ語話者が増大しているという
グローバルな社会変化があることを指摘しておこう。
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