仏領ニューカレドニアで、住民投票が行われ、大多数が残留を支持。
(2018年11月04日)南太平洋のフランス特別自治体ニューカレドニア(New Caledonia)で
4日に行われた
仏からの独立の是非を問う住民投票は、
速報によると、
フランスへの残留を支持する票が
多数を占めたことが判明した。
地元の選挙当局によると、開票率70%の時点で、
独立の提案を拒否する人々の票が59.5%に達した。
有権者数は約17万5000人という
今回の投票に先駆けて行われた世論調査でも、
フランスへの残留を支持する票が
大多数を占めるとみられていた。
その一方で、独立の是非を問う住民投票を機に、
独立支持の傾向が強いメラネシア系先住民カナク(Kanak)と、
1853年のフランス併合後に渡ってきた白人との間で
対立が再燃するのではとの懸念が出ている。
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