【スペイン議会】ラホイ首相の不信任案を可決。
(2018年06月01日)スペイン議会は1日、
マリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相に対する
不信任案を可決した。
これにより野党・社会労働党(PSOE)の党首
ペドロ・サンチェス(Pedro Sanchez)氏の
首相就任への道が開かれた。
ラホイ氏が党首を務める与党・国民党(PP)の
汚職問題が引き金となった不信任案は
賛成180票で可決。
1977年の民主化以降、
不信任案可決によって退任に追い込まれた首相は
ラホイ氏が初めて。
ラホイ首相はこれに先立ち、
自身に対する信任投票を待たずに敗北を認め、
国に尽くせたのは「光栄」だったと述べ
「不信任動議は可決される見通しだ、
これはつまりペドロ・サンチェス氏が
新首相になることを意味する」
と話していた。
サンチェス氏は
今回の信任投票を要求していたラホイ氏の政敵であり、
次期首相就任を目指す構えを見せている。
- このできごとのURL:
コメント