カタルーニャ州議会選挙で独立派が過半数を獲得。

(2015年09月27日)

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カタルーニャ独立問題において
スペイン1978年憲法に基づく合法的な住民投票を実施できないことから、
マス首相は
この州議会選挙が
カタルーニャ独立の賛否を問う
代替投票となる選挙である
とした。

2010年と2012年にも州議会選挙が行われていることから、
この選挙はわずか5年間で3度目の州議会選挙となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/2015年カタルーニャ自治州議会選挙
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州政府を率いたマス州首相は、
2015年9月に州議会選挙を
前倒しで実施する決断を下した。

独立の是非を巡る各党の立場を明確にすることで、
議会選を
住民投票の代替投票として位置づけようとしたのだ。

だが、独立賛成派の合計獲得議席は過半数を上回ったが、
合計獲得票では過半数に届かず、
議会選もまた決定打に欠ける結果に終わった。

独立賛成派間の意見相違もあり、
選挙後の政権発足は難航したが、
マス州首相の退陣を条件に、
強硬独立派の少数政党が
政権への協力を約束。

プチデモン氏を新たな州首相に配し、
中道右派、左派、極左など
様々なイデオロギーの政党が集まり、
独立賛成派による連立政権を発足した。

今回の住民投票の再実施は
独立賛成派の選挙公約に基づくもので、
9月6日に投票の実施と
投票後にカタルーニャ州が
スペイン法の支配から脱する関連法案を
州議会で可決した。

http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/macro/2017/tanaka170913spain.pdf
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