【セブンイレブン】アメリカの本家セブンイレブンを買収。
(1991年03月)1990年12月13日、
サウスランド社に出資するため、
現地法人IYGホールディングス社を設立。
イトーヨーカ堂が51%、
子会社のセブンイレブン・ジャパンが49%
出資しました。
そして1991年3月、
IYGホールディングスが
4億6000万米ドル支払い
サウスランド社の発行済株式70.04%を取得。
この買収に関して
サウスランド社が山一証券を、
イトーヨーカ堂グループがメルリリンチ証券を
互いに相手国のアドバイザリーを選定しました。
この理由として、
当時三菱地所が
ロックフェラー・センターの買収などの、
日本企業のアメリカ企業買収に
敏感になっていたことがあげられます。
3月20日から取締役会が
アメリカと日本で
交互に計8回行われました。
サウスランド社の取締役のなかには
イトーヨーカドーグループから
常勤取締役は1人も入りませんでした。
これにはサウスランド社の再建は
アメリカの経営者自らの手で直接行われるべき、
というイトーヨーカ堂グループの
判断があったことによります。
会長にはイトーヨーカ堂社長の伊藤雅俊氏が就任、
セブンイレブン・ジャパンの鈴木敏文氏は
副会長に就任しました。
また社長兼CEOには
前サウスランド社副社長の
クラーク・マシューズ・ジュニアが就きました。
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