Amazonが「売れ残り製品を慈善団体に寄付するプログラム」を開始すると発表

(2019年08月15日)

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世界最大手のECサイトを展開するAmazonは、
世界各地に広大な自社倉庫を所有して
配送過程をスムーズにしています。

そんなAmazonの倉庫内にある
製品全てが売れるわけではなく、
膨大な量の売れ残りが発生して
問題となっていますが、
Amazonは

「マーケットプレイス上の
サードパーティ企業が
販売できなかった売れ残り製品を、
捨てるのではなく
慈善団体に寄付するプログラム」

を発表しました。

Amazonが発表したのは
「Fulfilled by Amazon Donations(FBA Donations)」
と呼ばれるプログラムです。

このプログラムは、
Amazonの物流拠点に商品を預ける
Fulfillment by Amazon(FBA)に加入している売り手が、
処分したい売れ残り製品を
Amazon経由で
簡単に慈善団体へ寄付できるというもの。

FBA Donationsは
売れ残り製品を
アメリカの慈善団体や、
Barnardo's・Newlife・Salvation Armyといった
イギリスの慈善団体に
寄付すると説明しています。

このプロセスでAmazonは、
企業が不要な製品を
慈善団体に寄付する活動を支援する、
Good360という団体と協力しているとのこと。

これまでAmazonでは、
サードパーティの売り手が
販売できなかった製品を捨てていた
と伝えられており、
多くの製品を廃棄するAmazonの姿勢を
非難する動きもありました。

2019年5月には、CBS Newsが
イギリスとフランスのAmazon倉庫が
大量の製品を廃棄していると報じており、
フランスでは2018年だけで
300万台ものテレビが廃棄されたそうです。

Amazonの慈善寄付部門長を務めるアリス・ショーベ氏は、

「製品を必要な人々の手に渡すことは、
生活を変え、地域コミュニティを強化します」

と述べ、
FBAを利用する売り手に
慈善寄付プログラムを提供できることを
うれしく思うとコメント。

FBA Donationsは
2019年9月1日から
アメリカおよびイギリスで開始される予定となっており、
マーケットプレイス上で
製品を販売するサードパーティ企業にとって、
廃棄品の寄付は
デフォルトのオプションとなります。

Amazonの目標は
廃棄物を減らし、
企業がより環境に優しく
安価に売れ残りの在庫を
処分できるようにすることだそうです。

https://gigazine.net/news/20190815-fulfilled-by-amazon-donations-program/

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