コンビニ加盟店ユニオンが、緊急時間短縮の容認を求める要望書を提出したと発表。
(2020年03月10日)新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
コンビニ店主らでつくるコンビニ加盟店ユニオンが
10日、記者会見し、
緊急措置として
営業時間の短縮を認めるよう
コンビニ各社に求めたことを明らかにした。
小中高校などの一斉休校を受け、
子どもの世話などで出勤できなくなった従業員がいるほか、
アルバイトを自粛するよう求められる高校生もいるという。
ユニオンはこの日までに、
コンビニ各社が加盟する日本フランチャイズチェーン協会と
最大手のセブン―イレブン・ジャパンに要望書を送った。
酒井孝典執行委員長は
「シフトの穴埋めのために
長時間働く店主がおり、
緊急閉店の権限を
店主に認めてほしい」
と述べた。
要望書では、
コンビニ各社が定めた時短営業の指針では
今回のような緊急事態には対応していないとして、
新たな指針を早急に示すよう求めたほか、
収入減を補償する支援策も求めた。
同様の要望書は、
自民党や立憲民主党にも提出したという。
一斉休校に伴う時短営業について、
セブンの親会社の広報担当者は
「臨時の時短営業を認めた店はないが、
相談があれば柔軟に対応したい」
と話した。
ファミリーマートとローソンはそれぞれ、
すでに臨時の時短営業を認めた店があるという。
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