ミニストップ北島町江尻店のオーナーが、時短営業で契約を解除されたとして記者会見を開く。

(2019年11月12日)

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ミニストップ北島町江尻店(徳島県北島町)の元オーナー男性(54)が
12日、県庁で記者会見を開き、
時短営業を申請したのを理由に
不当にフランチャイズ(FC)契約を解除させられたと訴えた。

https://www.topics.or.jp/articles/-/283232

徳島県北島町にあるコンビニ店「ミニストップ」が
売り上げの不振を理由に
11月、閉店しました。

店のオーナーは、
本部からの適切な指導がなかったことなどが、
閉店の原因だと主張しています。

【「ミニストップ」元オーナーの男性】

「不平等と言ったら不平等。

契約書には“共存共栄”と書かれているが、
その欠片もない」

怒りを露わにするのは、
今月初めまで
ミニストップのオーナーを務めていた男性(54)です。

徳島県北島町にある男性の店舗は、
ミニストップの本部と
フランチャイズ契約を結ぶ形で、
2005年にオープンしました。

しかし、近くに同業他社の店舗が出店するなどして
営業不振に陥った結果、
毎日の売上金が本部に送金できなくなって
契約を解除され、今月初めに閉店しました。

男性は契約に基づき、
「経営指導」などの名目で毎月、
百万円を超える「ロイヤリティ」を本部に支払っていましたが、
売り上げが低迷した際に相談したところ…

【「ミニストップ」元オーナーの男性】

「資金繰りが悪化して、やっていけない状態で、
本部に言うと『お金借りてください。

銀行に借りてください』。

また底をついて、
やっていけない状況になると『知人・身内に借りてください』。

その一点張り」

経営に関するアドバイスどころか、

「売上金を送るために
金融機関などから借金をしてほしい」

と言われたといいます。

【「ミニストップ」元オーナーの男性】

「フランチャイズといっても、
みんな家族・家庭がある。

収益があがるシステムを作らないと、
いくらでも泣き寝入りして
辞めていくオーナーが出ていく」

ミニストップは

「注意喚起をしていたが改善がみられず、
やむを得ず契約を解除した。

適切な指導はしている」

とコメントしています。

https://www.fnn.jp/posts/2019111219314701KTV

FNN PRIMEの記事(11月12日)によると、
この店舗のオーナーも経営不振を訴えたところ、
本部から借金するように言われたという。

ミニストップが公開している資料によると、
2014~2018年度に加盟店が本部を訴えた裁判は4件。

2019年度は福島県の加盟店オーナーが裁判を起こしており、
今回も含めて、少なくとも2件の裁判が起きている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191115-00010396-bengocom-soci

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