仙台市職員が衆院選の開票ミスを白票を水増して隠蔽。
(2014年12月)一連の問題が発覚したのは
衆院選小選挙区に比べ、比例代表の同区での投票者数が
約千人少ないことに気づいた報道機関からの指摘だった。
小選挙区の投票後に、比例代表だけ投票しない有権者が
千人近くいることは考えにくく、区選管は調査を開始。
すると、開票所の担当者2人が
不在者投票と点字投票の人数を
二重計上していた。
つまり、「比例の投票者が少ない」のではなく
「小選挙区の投票者が実際より多かった」のだ。
ところが、当日の開票現場では
通常では考えられない判断をしてしまった。
突如現れた原因不明の千人分の齟齬に対して、
作業に従事していた係長級の男性(当時)は異常な事態に気づいたが、
「つじつまを合わせないと開票が終わらない」と考え、
申告することなく、白票で埋めてしまった。
当日の上司にあたる区選管の選挙課長(当時)に
「この方法をとるしかない」と報告し、上司も黙認した。
その後の市の調査で
国民審査についても同様の不正が分かった。
小選挙区と同じ集計ミスで、投票者数が千人分多くなった。
そこに何者かが
投票者数と票数の齟齬を埋めるために、
全ての裁判官を信任する票を500票、
持ち帰り票を505票として処理。
こちらは誰が行ったのかは判然としていないが、
作為的な処理の可能性が高い。
http://www.sankei.com/premium/news/150403/prm1504030001-n1.html
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