平幕力士の朝乃山が初優勝。（令和最初の優勝）

(2019年05月25日)

前頭8枚目朝乃山が
大関豪栄道（33＝境川）に勝利し
初優勝。

大関返り咲きまであと1勝としている
関脇栃ノ心（31＝春日野）が
横綱鶴竜（33＝井筒）に勝利した。

まず、前日の取り組みでは、
朝乃山と、栃ノ心が対決した。

朝乃山の方が先に土俵の外に出ていたように見え、
一旦は、栃ノ心に軍配が上がっていたが、
物言いが付き、判定の結果、
栃ノ心のかかとがわずかに土俵の外に出ていたため、
朝乃山の勝ちとなった。

そして迎えた本日の取り組みでは、
まず、朝の山が豪栄道を相手に寄り切りで快勝。

そのあと、
今日負けると大関に返り咲くことができない栃ノ心が、
体をかわし、鶴竜に勝った。

拍子抜けする展開に、座布団が飛んだが、
ともかくこれにより、朝乃山の優勝が確定した。

平幕の優勝は昨年初場所の栃ノ心以来で、
三役経験のない力士に限れば
1961年夏場所の佐田の山（後の横綱）以来58年ぶり。

朝乃山は新入幕から11場所目で、
年6場所制になった58年以降では
貴花田（後の横綱貴乃花）や
曙（後の横綱曙）に並ぶ
8位のスピード記録となった。

平幕で優勝した力士一覧。↓

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