栃木、京都で「斎田抜穂の儀」(大嘗祭で使われるお米の収穫)

(2019年09月26日)

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天皇陛下の即位行事
「大嘗祭(だいじょうさい)」に使われる米を
収穫する儀式「斎田抜穂の儀」が
栃木県と京都府で行われました。

11月の大嘗祭で
天皇陛下は
栃木と京都の「斎田」に実った米を食べ、
国の安寧を祈られます。

それぞれの斎田では、
27日午前10時から
米を収穫する儀式
「斎田抜穂の儀」が行われました。

天皇陛下の使者で
神職の「抜穂使」が
テント張りの神殿で
祝詞(のりと)を読み上げ、

その後に
米の生産者の「大田主」らが
装束姿で斎田に入り、

慣例にのっとって
稲を4束、
鎌で刈り取りました。

抜穂使が稲を確認した後、
参列者らが神殿で拝礼しました。

陛下には
27日中に儀式の終了が報告され、
収穫された米は今後、
皇居に運ばれる予定です。

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