令和初の歌会始で、読み手も代替り。

(2020年01月16日)

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皇居で16日、
令和初となる
『歌会始(うたかいはじめ)』が行われた。

今年のお題は「望」で、
天皇陛下は

「学舎に ひびかふ子らの 弾む声
さやけくあれと ひたすら望む」

と、
子どもたちの将来が明るくなってほしい
と願う気持ちを詠まれた。

17年ぶりの出席となった皇后さまは

「災いより 立ち上がらむと する人に
若きらの力 希望もたらす」

と、
被災地で献身的に活動する
ボランティアの姿を詠まれた。

お代替わり後、初となった歌会始では、
和歌を読みあげる『講師(こうじ)』役で
新人がデビューし、
もう1つの“代替わり”となった。

新たに講師となったのは
公家の子孫の園池実方さん(23)。

15年以上にわたって
講師を務めてきた
近衞忠大さん(49)は

「この5年ぐらい
一緒に練習してきた後輩がデビューした。

終わった後に
実方君のほっとした様子が伝わってきた」

と話した。

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