【安倍晋三】経団連の新年会で、賃上げ3%を要請。
(2018年01月05日)安倍総理が打ち出した春闘の賃上げ率3%要請
アベノミクス5年間の成果として、
大幅な金融・財政の拡大による企
業利益の増加と株価水準の高まりが挙げられる。
他方で、安倍政権の公約したデフレ脱却は
十分に進んでいない。
これには賃金水準の低迷も大きく、
毎勤ベースの平均賃金水準は
2017年(11月まで)で
0.4%増と横ばいにとどまっており、
「企業は潤っているが
労働者には還元されていない」
という批判を受けている。
https://diamond.jp/articles/-/156424
厚労省が不正処理を始めた昨年1月といえば、
安倍首相が経済団体に
春闘の賃上げ率を「3%にすべし」と、
異例の数値目標を掲げて
要請したタイミングと重なる。
秋の総裁選では、
アベノミクスの成果として
「大企業、中小企業において
過去最高の賃上げ」と猛アピール。
厚労省の不正処理でカサ上げされた統計は、
安倍首相にとって
格好の“プラス材料”となったわけだ。
不正処理は、厚労省が
安倍官邸に「忖度」した結果じゃないのか。
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