【東京都】市場の幹部が東京ガス本社を訪問 (最古の記録) ★
(1998年09月21日)筆者も移転先選定の経緯や
用地取得のきっかけを知りたいと思っていたところ、
都が元々の用地所有者である東京ガスを相手に、
土地の取得をめぐる協議を始めたとみられる
1998(平成10)年からの
文書27項目48ページ分を入手した。
2010年5月に一級建築士の水谷和子さんが行った
情報開示請求に対して都が開示したものだ。
一連の文書の最も古い日付は、今から18年前の
1998(平成10)年9月21日とある。
東京・浜松町の東京ガス本社会議室を、
都の中央卸売市場の再整備担当者部長と
課長が訪れている。
目的は、「豊洲の調査についての説明と挨拶」。
この日をきっかけとして、
事前交渉が始まっていったといえるだろう。
実務者レベルで
都と東京ガスの具体的な交渉が始まったのが、
その1年後の1999(平成11)年11月だ。
初っ端に「副知事」の肩書きが記録に出てくる。
名前は不明だが、当初から首脳級が絡んでいることがわかった。
さらに年末から翌年の2000(平成12)年2月にかけて、
5回の実務者協議が持たれた。
4月になると、2回の局長級協議があった後、
5月には福永正道副知事が東京ガスを訪れ会談を行った。
7月にかけてさらに3回の首脳級の会合があり、
10月には濱渦武生副知事(いずれも当時)も東京ガスを訪問した。
こうして2001(平成13)年2月21日に
土地の取得に関する両者間の覚え書きが交われるまで、
度重なる協議が持たれている。
これらの協議内容は、全て黒塗りで不明だ。
また、2005(平成17)年5月の
「土壌汚染の処理の確認書」に至るまでの交渉記録は、
少なくとも12回の協議記録が部分的に開示されている。
こちらも同様に全て塗りつぶされ、内容の一切がわからない。
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo/e/eed9e88850a6900a255bea666b96b544
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