【東京都】最大4,000病床を整備する方針を固める。

(2020年03月23日)

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東京都は新型コロナウイルスの
感染者が急増した場合でも
医療体制が維持できるように、
民間の医療機関にも協力を要請して
患者を受け入れる病床を
最大で4000床まで整備するなど、
今後の対応方針を取りまとめました。

東京都は23日、
新型コロナウイルス対策本部の会合を開き、
今後の対応方針を明らかにしました。

このうち、医療体制については、
現在、都内で118床確保されている
特定の感染症にかかった患者が入院する病床について、
新型コロナウイルスの感染者が急増しても
医療体制を維持するために、
民間の医療機関にも協力を要請して
増やすことになりました。

具体的には、

重症の患者を受けるために
最大で700床、

中等症の患者については
最大で3300床まで

段階的に増やすことを目指しています。

また、軽症の患者は
一般の病床や自宅、宿泊施設などで
療養してもらうことを検討しています。

このほか、23日の会合は、
都が主催する大規模イベントなどについて
原則として延期、
または中止する対応を
来月12日まで延長する方針も示されました。

また、
臨時休校の措置が取られた
都立の高校と中高一貫教育校、
それに特別支援学校について、
来月から始まる新学期と入学式に向けて、
準備を進めることにしています。

新学期を始めたり
入学式を実施したりするにあたっては、
国が近く示すガイドラインを踏まえて、
感染予防の対策などを取りまとめ
今月26日をめどに
方針を発表するとしています。

このほか、
深刻な影響が出ている
経済への対策などについて、

都の新たな追加対策を
来月中をめどにまとめることにしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200323/k10012345411000.html

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