【北里大学獣医学部】高野友美准教授「致死率は、インフル以下になるのではないか。」(中国政府いわく、全体致死率2.3%、80代以上14.8%、持病持ち10.5%。スペイン風の国内致死率1.5%)

(2020年02月21日)

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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
青森県十和田市の北里大学獣医学部は20日、
キャンパス内で緊急特別セミナーを開いた。

学生や市民ら約300人が参加、

動物のコロナウイルスを研究してきた
獣医伝染病学研究室・高野友美准教授が、
新型ウイルスの特徴や研究成果について講演した。

高野准教授は、
1月に中国で新型ウイルスが初確認された後の1カ月間で
感染者が約3万1100人、
死者は640人だったとのデータを示し

「重症急性呼吸器症候群(SARS)の時と比較すると、
新型ウイルスは感染者は10倍、
死者は5倍に上る」

と説明した。

現時点で
致死率は2~3%未満とされるが

「重症化せず、(発症しない)
不顕性の感染者数が判明してくると、
致死率は
インフルエンザぐらいに下がるのではないか。

SARSよりは圧倒的に低い」

との見解を示した。

1人から感染する人数は
平均2人前後という。

ウイルスの発生源は不明だが、
コウモリコロナウイルスの一種と
全遺伝子配列が
96.2%一致した事実を紹介し

「コウモリ
→中間宿主(野生動物)
→ヒト

と感染した可能性が高い」

と述べた。

ワクチン開発は
現状では難しいとした。

セミナーを監修した
宝達勉同大名誉教授(獣医ウイルス学・同感染症学)は

「ほとんどの人は
新型ウイルスに感染していないので
免疫がない。

インフルエンザのように
ワクチンで抑え込むこともできず、
今後、感染が広がる可能性は
否定できない」

と話した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200220-00000010-webtoo-l02

2020年2月19日

中国で
新型コロナウイルスへの感染が確認された
およそ4万4500人の詳しいデータが公表され、

全体の致死率は2.3%でしたが

80代以上では14.8%などと高齢者が高いほか、

心臓など循環器に持病がある人は10.5%と

高いことが分かりました。

大規模なデータの分析から
病気の詳細が明らかになったのは初めてで、
専門家は改めて重症化しやすい人の感染対策を
徹底するよう呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012291281000.html
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感染者や死者については諸説あるが、
国立感染症研究所の解説によれば、
「患者数は世界人口の25-30%、
あるいは世界人口の3分の1、約5億人で、
致死率は2.5%以上、
死亡者数は全世界で4000万人、5,000万人、
一説には1億人とも。

日本の内務省統計では
日本で約2300万人の患者と
約38万人の死亡者が出た
と報告されているが、
歴史人口学的手法を用いた
死亡45万人という推計もある」

という。

https://sp.hazardlab.jp/know/glossary/スペインかぜ

(国内致死率1.5%)
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