漫画の登場人物名が、731部隊の「丸太」を想起させるとの批判を受け、作者が改名を決断。

(2020年02月03日)

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週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画で
炎上騒動です。

ある1つの単語を巡り、
作者がキャラクター名の変更を決断することになりました。

「丸太」。

この言葉を聞いて
皆さんは何をイメージするでしょうか。

木を伐採し、切り取られた材木。

多くの人は
これをイメージしたのではないでしょうか。

しかし、この丸太を巡って
騒動となったのが
週刊少年ジャンプで連載中の
ある作品でした。

週刊少年ジャンプHPから:

「週刊少年ジャンプ10号(2月3日発売)『僕のヒーローアカデミア』の登場人物
『志賀丸太』について、
その名前が
『過去の史実を想起させる』
とのご指摘がありました」

渦中の作品は
ヒーローアクション漫画「僕のヒーローアカデミア」、
通称「ヒロアカ」。

このなかで登場した
「志賀丸太」というキャラクター名に
問題があったというのです。

指摘を受けたのは
冒頭で出てきた丸太が
キャラクター名として付けられたことでした。

単なる材木のようなキャラクター名
としか感じられない人もいるかもしれませんが、

海外から

「『MARUTA』は731部隊で使われていた被験者を示す隠語です」

「なぜ悪役が『MARUTA』という名前でなくてはいけなかったのか。

『MARUTA』は第2次世界大戦時の人体実験の犠牲者です!」

という指摘があったのです。

第2次世界大戦時、
大日本帝国陸軍に存在したという研究機関「731部隊」。

731部隊は
多数の中国人やロシア人捕虜などを「マルタ」と呼び、
人体実験に使っていたといわれています。

ヒロアカに登場する志賀丸太は
人体実験などを行う悪役という設定だったこともあり、

「偶然では済まされない」

と海外で炎上したのです。

ヒロアカに登場した志賀丸太は
731部隊にインスパイアされたものなのでしょうか。

作者の堀越耕平さんは
ツイッターでこのようにコメントしています。

「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平氏のコメント:

「今週発売のジャンプで登場した
志賀丸太という名前について、
歴史的な出来事を想起させるというご意見を多く頂いています。

命名にあたり、
そのような意図を込めたつもりはありませんでした。

キャラとヒトラーなどが誕生日が同じって理由で炎上してる模様

http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/5602802.html

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