成田空港の検疫所が、漏れ出した試薬で汚染される。(復旧のめど立たず)

(2020年03月11日)

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成田空港の検疫所で
新型コロナウイルスの検査試薬が入った容器が破損して
検査室が汚染されたため、
検査ができない状態になっていることが分かりました。

厚生労働省によりますと、
成田空港の検疫所で11日に
新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査をしていたところ、

職員が
試薬の入った容器を
誤って床に落として破損しました。

陽性の場合に反応する試薬が
室内に漏れて
正確な検査ができない状態になったため、
成田空港の検疫所は
現在、検査を停止して
消毒作業が行われています。

復旧のめどは立っておらず、
国立感染症研究所や
他の検疫所で
検査をカバーしている
ということです。

また、当時、
作業をしていた職員7人のうち2人に
試薬が付着しましたが、
感染はしませんでした。

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