【ゲイツ財団】シアトルで、家庭検査キットを提供すると発表。
(2020年03月09日)Gates Foundation(ゲイツ財団)の支援するプロジェクトが、
新型コロナウイルス COVID-19の
自宅でできる検査キットを近々提供する。
Seattle Times(シアトル・タイムズ)紙が伝えた。
検査は鼻から検体を採取する方法によるもので、
結果は2日以内に衛生当局に通知され、
陽性の人にはそこから通知する。
感染した人は
オンライン質問に答えて
自分の行動履歴を伝え、
当局の担当者が
検査や隔離の必要なその他の人たちに
連絡できるようにする
とシアトル・タイムズは伝えている。
「まだすべきことはたくさんあるが、
これは大流行の状況を一変させる
大きな可能性のひとつだ」
と
ビル&メリンダ・ゲイツ財団の
コロナウイルス対策責任者、
Scott Dowell(スコット・ダウェル)氏が
シアトル・タイムズに伝えた。
「プロジェクトの明確な日程は決まっておらず、
財団は関連するソフトウェアのまとめと
検査を申し込んだ人たちへの
質問票の最終確認を行っているところだ。
同氏によると、財団は1
日当り最大400件の検査を行える
と推測している。
家庭用検査キットの開発に
早くから取り組んでいるのは
ゲイツ財団だけではない。
米国時間3月7日のTwitterによると、
医療関連の連続起業家である
Jonathan Rothberg(ジョナサン・ロスバーグ)氏も
類似の取組みを発表しており、
商品化に向けて
メーカーと検討に入っているようだ。
低コストで製造の容易な
家庭用コロナウイルス検査キットを検討している。
概要:
綿棒とフリーズドライの試薬を使って
COVID19プライマーの等温DNA増幅を行う。
iOSまたはAndroidアプリで比色分析を行い、
位置情報およびHIPPA準拠の報告を行う
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