【兵庫県】新たに10人の感染を確認。

(2020年03月13日)

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兵庫県と神戸市は13日、
新たに30~80代の男女10人が
新型コロナウイルスに感染したと発表した。

神戸市内に住む県立尼崎総合医療センター(尼崎市)の男性看護師や、
神戸市東灘区北青木2の介護施設「仁科整形外科デイケア」の通所者などが含まれている。

同センターによると、
看護師は
救急外来に勤務しており、
同センターに入院中の感染者との接触はなかったという。

県内の感染者は、
死者1人を含め
56人となった。

同センターは、
県内に9カ所ある感染症指定医療機関の一つ。

平家俊男院長らが同日夜に開いた記者会見によると、
男性看護師は30代で、
7日の勤務後に発熱したため、
8日に休み、医療機関を受診。

9日に熱が下がったため再び出勤した。

11日の帰宅中に倦怠感が強まり、
39・9度の熱が出た。

12日に別の医療機関に入院し、
13日に陽性と判明したという。

男性看護師は主に、
治療の優先順位を決める「トリアージ」を担っていたといい、
7日以降の勤務中に対応した外来患者12人については、
健康状態を聞き取る予定。

濃厚接触者にあたる看護師9人と医師2人は、
自宅待機としている。

同センターは
感染症指定医療機関のため、
現在新型コロナウイルスの感染者が19人入院しているが、
院内での動線を含め、
物理的に接触する機会はなかった。

すでに院内を消毒したといい、
14日も入院受け入れ・外来診療を通常通り行う方針。

一方、神戸市によると、
通所する70代女性と80代男性の感染が確認された同介護施設は、
デイケアに約130人が登録。

1日約20人が利用しているが、
14日から24日まで休止する。

同施設は職員6人の感染が確認された
認定こども園「聖ニコラス天使園」から
約300メートルの距離にある。

同こども園の園児11人には
PCR検査を実施しているという。

このほか同市では、
集団感染が指摘される大阪市のライブハウスを利用した40代男性と同居する、
70代男性が重症。また50代男性の感染が確認された。

兵庫県もこの日、
新たな感染者が4人確認されたと発表した。

内訳は、

集団感染が疑われる伊丹市の介護施設「グリーンアルス伊丹」の50代の女性職員

▽同施設利用者で、感染が確認された人の家族の40代男性

▽2人の医師が感染した小野市の北播磨総合医療センターの50代の女性看護師

▽大阪府で確認された感染者の濃厚接触者にあたる80代男性。

女性看護師は加古川市在住で、
東播磨地域では初の感染確認となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200313-00000023-kobenext-soci

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