【アメリカ】「ウィルスは3日間滞留し、空気中で3時間生存。弱点は湿度。」

(2020年03月14日)

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(国際政治経済学者・浜田和幸)

アメリカの

「アレルギー感染症研究所」
「国立衛生研究所」
「国防総省先端技術開発庁」
「全米科学財団」

などの委託を受けて行われた
「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)媒介物報告書」
がまとまった。

今後、
プリンストン大学、
カリフォルニア大学ロサンゼルス校、
国立衛生研究所の
専門家による内容精査が行われる。

その概要が11日に公表された。

その報告によると、
今回のCOVID-19の感染力のしぶとさが
想像以上に大きいことが明らかになった。

要約すると、以下の通りである。

「COVID-19のウイルスは
空気中であれば3時間、
プラスチックなどの表面の場合には
3日間ほど滞留する」。

そのため、

「ヒトは
空気感染や
媒介物による感染リスクに
さらされることになる」。

この発見は重大だ。

なぜなら、感染者と接触しなくとも、
空気感染でウイルスが拡散する可能性がある。

今後、専門家がチームを組み、
空気感染するのかを確認することになっている。

従来は
「感染者との濃厚接触がなければ感染はない」
と思われていたが、
そうした楽観論が打ち砕かれることになった。

更にこの報告書によれば

「ウイルスは
空気中であれば3時間は生存するが、
銅製品の表面であれば4時間、
厚紙の表面では24時間、
プラスチックやステンレスの表面の場合には
2~3日にわたって生存すること」

が確認された。

その一方、
弱点があることも明らかになった。

それは湿度に弱いということだ。

加湿器を使い、
湿度50%でカ氏72度(セ氏22.22度)にすれば、
ウイルスの活動が収まることが判明したという。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200314-00000024-nkgendai-life

一方、バーニングタレントが司会の某ワイドショーでは、↓

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・マスク未着用だと、15秒で感染 (環球網)

http://exci.to/2ujb5pj
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・浮遊中のウィルスは高温多湿のほうが失活しやすい(みちのくウィルス塾)

https://bit.ly/2GZ1R43
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・ウィルスは軽いため空気中を漂っている

https://twitter.com/ogon_to
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・MERSのときはエアコンの風で院内感染

https://youtu.be/nbQuNtAS8Kc?t=344
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・「エアロゾル感染」は「空気感染」とも呼ばれている。(関西福祉大学・勝田吉彰教授)

https://bit.ly/2v2YdUk
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・「飛沫」が乾燥して「空気感染」(矢野邦夫 浜松医療センター副委員長)

https://t.co/heND6CMCF1?amp=1
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・密閉された空間などでは、 空気感染の可能性。(フィットテスト研究会 感染部会)

https://bit.ly/2vXuKLF
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・空気感染なども 完全に否定できない。 (国立感染症研究所)

https://bit.ly/2tOkHYO
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・空気中のウィルス粒⼦は 花粉や細菌に⽐べてはるかに⼩さく、
マスクの周辺から⼊り込む。(⽇本産婦⼈科感染症学会)

https://bit.ly/2SBq99N
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・「飛沫は4m飛び、45分間、空中に留まる」(Newsweek)

https://bit.ly/3c7kIsb
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