中国共産党の最高指導部が、対応の誤りを認める。

(2020年02月04日)

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新型コロナウイルスの感染拡大を巡って
習近平国家主席ら中国共産党の最高指導部は会議を開き、
「至らない点が明らかになった」として
対応の誤りを認めました。

最高指導部は会議で

「今回のウイルスは
我が国の統治システムと統治能力にとって
大きな試練であり、
我々は教訓をくみ取らなければならない」

と指摘しました。

そのうえで、

「今回の対応で
脆弱(ぜいじゃく)な部分や
至らない点が明らかになった」

として
一連の対応に問題があったことを認めました。

一方で、

「党中央の対策を十分に実行しない者」

「責任のなすり合いをする者」

などと列挙し、

「主要な指導幹部の責任が問われる」

としました。

今回の責任を
地方政府の範囲にとどめるのか、
党指導部にまで広げるのかが
今後の焦点となります。

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