【厚生労働省】加藤大臣「PCR検査は1日に約900件実施。3,830件は最大限可能な数字。」

(2020年02月26日)

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加藤勝信厚生労働相は26日の衆院予算委員会で、
18~24日の7日間に実施した新型コロナウイルスの検査件数が
約6300件で、
1日平均約900件だったと明らかにした。

政府は
最大で1日約3800件の検査が可能
と説明していたが、

実数は
それを大きく下回っていた。

質問した
立憲民主党の枝野幸男代表は

「熱が続いているのに
検査を受けられないという声が
山ほどあがっている。

わが国が持っている資源を
フル稼働できていない」

と批判した。

加藤氏は

「3800件は
最大限可能な数字だ。

いわば供給力で、
需要は別途出てくる」

と釈明。

その上で
検査の実数が少ない要因として

「最初は『地域縛り』ということで
(中国)湖北省とか(に滞在していた人の検査を優先する)
ということだった」

と説明した。

「しっかり調査し、
(検査が)できる環境を作っていく。

医師が判断すれば
(検査できる)と通知を出した」

とも語った。

これに先立ち、加藤氏は
18~23日の検査件数の内訳も明かした。

▽18日996件
▽19日672件
▽20日656件
▽21日1594件
▽22日1166件
▽23日675件

――だった。

立憲民主党などの
統一会派の山井和則氏(無所属)への答弁。

https://mainichi.jp/articles/20200226/k00/00m/010/385000c

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