【ウクライナ】武漢からの帰国者を乗せたバスが、暴徒に襲撃され、警察との乱闘に発展。
(2020年02月20日)世界では
感染が拡大する中国や日本に対する
「風当たり」が強くなってきているようです。
中国・武漢から帰国した人の受け入れに
反対する住民が暴動を起こすなど
混乱が起き始めています。
激しい炎、
響き渡るサイレン。
人々が殴り合う音も聞こえます。
ヨーロッパの東、
黒海とロシアに面したウクライナ。
20日に
住民と治安部隊がぶつかりました。
住民は数百人に及ぶといいますが、
押され気味です。
なぜ、こんなことに・・・。
住民らが拒んでいるのはバスです。
防護服のようなものを着た運転手の後ろには
武漢からの帰国者が乗っていました。
帰国者は七十数人。
7台のバスに分乗しました。
空港があるのは
ウクライナ第2の都市ハルキウ。
ここから100キロ以上離れたポルタバの施設で
2週間、隔離される予定でした。
しかし、バスが出発した前後、
施設の周辺には住民らが集結。
その脇には無数の治安部隊が。
そして・・・。
一部の住民は
武漢からの帰国者を乗せたバスを蹴り、
石も投げたといいます。
なかには帰国者に対して
「恥を知れ」
などと叫ぶ人もいたといいますが・・・。
ただ、
程度の差はあれ、
差別とも取れる対処は起き始めています。
イギリスでは
中国や日本などを渡航した生徒に対し、
症状がなくても
2週間、登校禁止とする学校も出てきています。
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