【華南理工大】肖波濤教授「海鮮市場の近くの研究所が、発生源の可能性がある。」(後に削除)
(2020年02月06日)華南理工大(広東省広州)の肖波濤(しょう・はとう)教授は
今月6日、
研究者向けサイトに投稿した論文で、
同市場から280メートルの近距離にある
武漢疾病予防コントロールセンターから
ウイルスが流出した可能性を指摘した。
論文によると、同センターでは
浙江省などで
600匹以上のコウモリを
実験用に捕獲。
研究員1人が
コウモリに攻撃されて
その血液が皮膚に付着したり、
尿が体にかかったりしたことがあり、
その都度14日間の
自主隔離を行ったという。
サンプルや汚染されたごみが
ウイルス流出の原因になったとの見方を示した。
ただこの論文は
その後、サイトから削除された。
中国外務省の
耿爽(こう・そう)報道官は20日、
ウイルスが
「実験室から流出した」
「生物兵器として開発された」
などとする説について
「世界の著名な専門家たちは
全く科学的根拠がないと認識している」
と述べている。
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