【厚生労働省】「新種のコロナウイルスである可能性が高まった。」

(2020年01月10日)

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(1月9日付けで世界保健機関(WHO)が声明を発表したことを踏まえ、
第2報から下線部分を更新しました。)

原因病原体が
新種のコロナウイルスである可能性が高まりましたが、

感染経路、
患者の発生状況等について
新たな情報はなく、
対応に変更はありません。

厚生労働省では
当該病原体の情報等について

引き続き更に
情報収集を進めて参ります。

1.本疾患について

・病原体診断の現状:

WHOによると、
中国武漢市において
入院中の肺炎患者の検体から、
遺伝子配列解析により
新種のコロナウイルス*が同定されており、
本疾患に関係している可能性がある。

今後、中国において
当該ウイルスの病原性の同定や疫学調査、
臨床症状等について
専門家による検討・評価が行われる予定である。

  • (参考)コロナウイルスとは

人や動物の間で
広く感染症を引き起こすウイルスである。

人に感染症を引き起こすものは
これまで6種類が知られているが、

深刻な呼吸器疾患を引き起こすことがあるSARS-CoV
(重症急性呼吸器症候群ウイルス)と
MERS-CoV(中東呼吸器症候群ウイルス)以外は、
感染しても通常の風邪などの重度でない症状にとどまる。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08851.html

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