【アメリカ】死亡した女性の音声「アレクサ、助けて!あぁアレクサ、痛むわ…」

(2020年04月04日)

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新型コロナウイルスによって亡くなった女性の「声」が、
アマゾン(Amazon)のアレクサ(Alexa)に記録されていた。

亡くなる直前の悲痛な叫びに、
心が締めつけられる。

◯新型コロナウイルスによって女性が死去

2020年4月4日に、
66歳のローアン・ダゲンが亡くなった。
死因は、新型コロナウイルス感染と、
長年患っていた糖尿病と高血圧だった。

アメリカのミシガン州に住んでいたローアンは、
約10年前に脳卒中で倒れてから、
ケアホームに身を寄せていたという。

ローアンの妹ペニーは、
生前のローアンは人を楽しませることが好きで、
ギターやピアノなどの楽器が得意だったと、
米WWJ NEWSに話す。

また、教会で腹話術を披露することもあり、
さらには絵本を出版したこともあったという。

そんなローアンは、
ケアホームにAmazon Echoを置いていたそう。

そしてローアンの死後、
妹のペニーがAlexa(アレクサ)に記録されていた音声を確認したところ、
いくつかの音声が発見された。

そこには、
病に侵されたローアンの
悲痛な叫びがあった。

「アレクサ、助けて」

「アレクサ、痛みをどうにかするために助けてくれる?」

「あぁアレクサ、痛むわ」

姉のこの音声を聞いたペニーは、

「申し訳ない気持ちしかないです。

私は彼女を助けられなかった。

彼女を守れなかった」

と話した。

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