【三重県】真鯛の養殖業者らが、余った在庫を買い取って欲しいと嘆願。

(2020年04月07日)

fish_sakana_tai.png

新型コロナウイルスの影響で魚などの価格が値下がりする中、鈴木知事は7日、
マダイの養殖が盛んな南伊勢町を訪れ、養殖業者などと面談しました。

南伊勢町は県内有数の養殖マダイの産地ですが、新型コロナウイルスの感染拡大で
需要が大きく落ち込んでいるとして、7日鈴木知事が養殖の現場を視察し、養殖業者などと面談しました。
地元でマダイを養殖している県海水養魚協議会の橋本純会長は
「県内全体で養殖マダイが約20万匹売れ残っていて、売り上げが見込めない中
エサ代などのコストだけがかかっている」などと窮状を知事に訴えた上で、
その20万匹を県が買い取り、県民に配ったり海に放流したりする支援策を提案しました。

この提案に対し鈴木知事は「大変大きなヒントをもらった。こういう時だからこそ
希望の光が見えるようなチャレンジをしたり、いろいろなことをやってみたりすることが大事だ」
などと答えていました。

橋本会長は「放流事業はどうかと話をさせてもらいましたが、
それに反応してくれたのはありがたいです」と話していました。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20200407/3070003185.html

コメント