【日本銀行】ETFの購入額が、3か月間で2兆5000億円以上。(昨年総額の6割)

(2020年03月31日)

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新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
金融市場が動揺する中、

日銀が金融緩和策として行っている
ETF=上場投資信託の買い入れが、

ことしに入って3か月間で、
すでに2兆5000億円余りに上っています。

買い入れペースは去年を大きく上回り、
日銀の積極的な買い入れ姿勢が鮮明になっています。

日銀は
大規模な金融緩和策の一環として、
多くの株式をまとめてつくるETF
=上場投資信託を買い入れています。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
金融市場が動揺する中、
日銀は今月の金融政策決定会合で、
ETFの年間の買い入れ額を
これまでの2倍の12兆円に増やす
追加の金融緩和を決めました。

それ以前は、
日銀のETFの買い入れ額は
1回当たりおおむね700億円でしたが、
追加の金融緩和を決めて以降は
多い日で2000億円余りを買い入れるようになりました。

その結果、
ことしに入って
31日までの3か月間で、
買い入れたETFの総額は、
合わせて2兆5764億円に上っています。

去年1年間かけて買い入れた額の
およそ6割に達し、
金融市場が動揺する中、
日銀の積極的な買い入れ姿勢が鮮明になっています。

東京株式市場は
先月下旬から
記録的な株価の急落に見舞われましたが、
今月下旬からは
値下がりした株式を買い戻す動きも増え、
市場関係者からは
日銀の大量のETFの買い入れが、
株価下落に歯止めをかけるきっかけの一つになった
という見方も出ています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200331/k10012360741000.html

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