【朝日新聞】国内の宗教団体でも、集会の中止や、活動の縮小を相次いで発表。

(2020年03月16日)

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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、
国内の宗教団体が
集会の中止や活動の縮小を次々に打ち出している。

問題の長期化で、
春の彼岸への影響も避けられなくなった。

創価学会本部がある東京・信濃町。

ふだんは礼拝施設「大誓堂(だいせいどう)」の
誓願勤行(ごんぎょう)会に
日々約千人が訪れ、にぎわいを見せる。

だが最近は
人通りがまばらになった。

同会が2月中旬、
勤行会の中止を発表したからだ。

機関紙「聖教新聞」も
再三、感染の注意を呼びかける。

地域の座談会など
すべての会合を中止とし、
訪問や激励といった
活動の自粛も打ち出した。

立正佼成会(りっしょうこうせいかい)(東京・杉並)は
5日に予定していた教団創立記念式典の開催を見送った。

月に4度ある
大聖堂への団体参拝も中止。

訪問や対面による布教は
しないことにしたという。

既成仏教教団で
最多の寺院数をもつ曹洞宗は、
宗務庁(東京・芝)での
毎日の座禅会、写経会を中止した。

歴代首相らがたびたび訪れた
臨済宗国泰寺派の全生庵(東京・谷中)も
8日、
15日の日曜座禅会を中止した。

多くの教団は、
感染拡大の対策について
「今月中旬」までを一つのメドとしているが、
真宗大谷派の東京の拠点、
東本願寺真宗会館(東京・練馬)は
2月末の時点で、
今月20日の彼岸会(え)と
永代経法要の門徒の参拝を取りやめにした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00000042-asahi-soci

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