【ビル・ゲイツ】ウイルスとの戦いに勝つための「3つのポイント」を提言。
(2020年04月02日)マイクロソフトの共同創業者で
慈善家のビル・ゲイツ氏は、
アメリカがどうすれば
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を
乗り切れるかについて、
ワシントン・ポストに寄稿した。
ゲイツ氏は
2015年のTEDトークで、
世界の指導者たちに
パンデミックに備えるよう呼びかけていた。
ゲイツ氏は、
自身の財団の活動を通じて得た
専門家の助言をもとに、
3つのポイントからなるプランを紹介した。
ゲイツ財団は
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療の研究に
資金を提供している。
ゲイツ氏のプランの
1つ目のポイントは、
国内での感染拡大を食い止めるために課される
ロックダウン(封鎖)に
「一貫した全国的なアプローチ」を求めることだ。
また、ゲイツ氏は
連邦政府に対し、
検査を増やし、
誰を優先的に検査するか
明確な基準を作るよう求めている。
最も優先すべきは医療従事者で、
症状の強い人、
潜在的なリスクの高い人が
それに続くとしている。
ゲイツ氏のプランの
3つ目のポイントは、
「治療法やワクチンの開発には
データに基づくアプローチ」を取ることで、
指導者たちに対しては
「噂や買いだめを煽らない」よう求めている。
「わたしたちが目にしてきた通り、
まだまだ先は長い」
とゲイツ氏は寄稿文を締めくくった。
「しかし今、
わたしたちが科学、データ、医療専門家の経験に基づき
正しい決断を下せば、
命を救い、
この国をもとに戻すことができると、
わたしはまだ信じている」
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