【タイ】ムエタイの競技場で集団感染が相次いだことから閉鎖に踏み切る。

(2020年03月22日)

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タイの格闘技「ムエタイ」の競技場で、
新型コロナウイルスの集団感染が起きた。

感染者は23日時点で
128人とタイ全体の約2割に上り、
新たな感染の火種となっている。

当局は22日から約3週間、
首都の競技場やジム、会議場などの
閉鎖に踏み切った。

集団感染が起きたのは、
首都バンコクの競技場
ルンピニ・ボクシングスタジアム。

6日午後に約10試合があり、
観客ら数千人でごった返した。

試合後、選手のほか、
トレーナーや試合進行役の俳優、
観戦した軍高官らが
次々と発症した。

ムエタイは
賭けの対象にもなっていて、
競技場では熱気がこもり、
濃厚接触が避けられない。

観客が感染を知らぬまま
他の競技場を訪ねたり、
職場や自宅に戻ったりして、
さらに感染が広がったとみられている。

タイでは23日時点で
721人の感染が確認され、
1週間前の約5倍に急増。

首都近郊では今月22日から、
人が集まる競技場や市場、
娯楽施設などが
一斉に閉鎖された。

閉鎖は4月12日までとされているが、
延長の可能性もある。

https://www.asahi.com/articles/ASN3R6HPVN3RUHBI01C.html?ref=tw_asahi

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