【IOC】バッハ会長「異なるシナリオは 複数検討している。」(延期を示唆)
(2020年03月20日)国際オリンピック委員会(IOC)の
トーマス・バッハ会長は19日、
新型コロナウイルスの感染拡大で
7月24日からの開催が懸念されている東京五輪について、
「もちろん
異なるシナリオは
複数検討している」
と発言した。
同時に、
「中止は議題にない」
とも語り、
初めて延期を示唆した。
19日付の米ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。
五輪開催の判断については
これまで通り
「時期尚早」としている。
世界中のスポーツイベントが
相次いで中止や延期に追い込まれているなか、
バッハ会長は
危機の影響を認めた上で、
「我々が議論しているのは7月末。
ほかのように
4月や5月末ではない」
などと説明し、
他競技の大会とは
状況が違うことを強調。
また、
仮に延期となった場合の
経済的損失にも
対応できる自信を見せた。
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