【イタリア】ミラノ市で、火葬場を月末まで閉鎖。(遺体が急増し、火葬が追いつかず)
(2020年04月04日)イタリア・ミラノ(Milan)の市当局は2日、
新型コロナウイルスの感染拡大に伴って
遺体が急増し、
火葬が追い付かない事態に対処するため、
市内にある主要な火葬施設を
4月いっぱい閉鎖すると決定した。
140万人近い人口を抱え、
世界のファッションの都、
そしてイタリアにおける
金融の中心地でもあるミラノは、
2月以来封鎖下に置かれており、
市は
「火葬を待つ遺体が徐々に、
かつ絶えず増え続けている」
と認めた。
ミラノ市議会はウェブサイト上で、
ランブラーテ(Lambrate)火葬場での待ち日数が
20日間に達しており、
これ以上長引けば
「衛生上の問題」を招く恐れがあることを明らかにした。
ミラノの北東に位置し、
北部地域における
感染拡大の中心地ベルガモ(Bergamo)では、
3月中は
火葬に付すひつぎの搬送が後を絶たず、
週に数十体の遺体を
近隣の町の火葬場に
移送せざるをえない事態に陥った。
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