カトリック教会の司祭が、信徒らの自撮り写真を並べてミサを執り行う。
(2020年03月22日)新型コロナウイルスが猛威を振るう
イタリア北部の町ジュッサーノ(Giussano)で22日、
カトリック教会の司祭が
信徒らのセルフィー(自撮り写真)を会衆席に並べて
日曜日のミサを執り行った。
ロビアーノ教会(Church of Robbiano)の
ジュセッペ・コルバリ(Giuseppe Corbari)神父は、
教会員から送られた顔写真を
1枚ずつ空の会衆席に貼り付け、
それらの写真に向かって
礼拝を行った。
イタリアでは
22日までの約1か月間に、
新型ウイルス感染のため
5476人が死亡した。
ジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相は21日夜、
国内で死者が急増している現状を踏まえ、
全国で不要不急の企業活動や
工場の操業を中止すると発表。
「必需品や必須サービスの提供を保証する上で
どうしても必要・重要・不可欠なものを除き、
あらゆる生産活動を全土で中止する」
とテレビ演説で表明した。
- このできごとのURL:
コメント