横浜国立大の松田教授も、「オーバーシュート」が誤用であると指摘。
(2020年03月22日)【オーバーシュートは誤用】横浜国立大環境情報学の松田教授がオーバーシュートの用法を説明
2020/03/22
松田裕之氏
横浜国立大環境情報学教授
https://twitter.com/matsuda_hiro/status/1241113212512165889?s=21
コロナの専門家会議の場合のオーバーシュートは英語ではない。
疫学でもovershoot は使われるが、
同じ意味とは言い難い。
https://twitter.com/matsuda_hiro/status/1241113827971719168?s=21
jen.jiji.com/jc/eng?g=eco&k… 時事通信英語版は”massive epidemic”とカッコ付きで報道。
https://twitter.com/matsuda_hiro/status/1241120694139621376?s=21
overshootの説明はこの図1にある。
制御不能な流行に対する非感染者と感染者。
感染しなかった人には閾値があって
非感染者がそれより減れば
それ以上の大発生は生じず、
新感染者は減り始める(集団免疫)。
非感染者数とその閾値との差がovershootだ。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2093965/#!po=11.3636
https://twitter.com/matsuda_hiro/status/1241200939903496193?s=21
新型コロナ 専門家に聞く“ピークと終息” (21日のTBS動画)
の専門家の説明を聞く限り、
Overshootは通常の制御理論と同義。
Outbreakと同じ。
生態学では環境収容力を一時的に超えることを言うが、
感染症の定常状態は0なので、
大発生=Overshoot。
今そうでないというのは不明
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