【CDC】「ダイヤモンド・プリンセスの集団感染は、食事を提供していた乗員が感染源。」

(2020年03月17日)

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新型コロナウイルスの
集団感染が発生したクルーズ船
「ダイヤモンド・プリンセス」では、

食事提供に携わっていた乗員が
船内の感染ペースを速め、
最終的に700件余りの感染につながった。

こんな調査報告が
米疾病対策センター(CDC)の週報に
17日掲載された。

罹患(りかん)率や
致死率に関する
同週報によると、

最初に確認されたのは
乗客同士の感染だったが、
ウイルスは乗員にも広がった。

食事に携わっていた乗員1人の感染が
初めて確認されたのが2月2日。

こうした食事担当乗員は
初期に確認された乗員感染者の
約75%を占めた。

同週報によれば、
これら乗員は
他の乗員の食事を用意していた。

今回の報告は
船内やスポーツジム、コンサート会場など
人が密集する場所で
ウイルスにさらされるリスクを浮き彫りにしている。

研究者は

「多くの人が
閉鎖空間や密集状況にある場所、
もしくはそうした集団で
COVID19の発生が判明した場合、
すぐに迅速な疫学調査を実施する必要性が
今回の調査ではっきりした」

としている。

報告は、
食事担当の乗員が
感染源となった症例数には言及していない。

乗客らは
客室での2週間の隔離を求められたが、
乗員は通常の業務を継続し、
乗客への食事提供などを行っていた。

原題:Princess Cruises Food Workers Spread Coronavirus, Study Finds(抜粋)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200318-96174339-bloom_st-bus_all

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